こだわりと健康志向の強い人にオススメ

塗り壁

水・土・藻などの天然素材からなる材料で作られた塗り壁は、環境に優しく有害な化学物質を吸着・分解する性質があり、豊富なカラーバリエーションと様々なパターンの組み合わせでで仕上げることによって和風、洋風などお好みの空間を創造し毎日の暮らしに健康と心地よさを実現することができます。


しっくい

色は白が基本。表面は硬質かつ”鏡のように”なめらかな仕上がり。

珪藻土

デザイン・色・バリエーションが豊富。”呼吸する壁”といわれています。

砂壁

川砂を用いたもの。風情があり滑らかで上品な仕上がりになります。

聚楽土

珪藻土や聚楽土を用いたもの。ザラザラした見た目・質感になります。


しっくいの特徴

1.主成分は、サンゴなどの化石を鉱物資源とする石灰に砂と海藻のり、ひび割れを防ぐためにつなぎの成分として麻スサ(繊維くず)などを加えて水で練り上げたものです。

2.しっくいそのものに固まる性質があります。石灰に水を加えた消石灰が空気中の二酸化炭素と反応し、炭酸カルシウムに変化するというメカニズムで(これを気硬性という)施工後は長い年月をかけて硬化していきます。

3.日本古来より馴染み深く城壁や土蔵、戦後は首相官邸、京都迎賓館などの主要な建築物に使用されています。

4.原料が無機物であるため火気に強く、高い防火性能を有し燃えることはありません。また、主原料の消石灰は強アルカリ性のため、カビや菌の繁殖を防ぐ作用があり、清潔な室内環境を保ちます。さらに、アレルギー症状の原因物質であるホルムアルデヒドを吸着分解し、無害化する機能もあります。

5.表面がスポンジ状になっており、この穴が湿度が高い時は水分を吸い、逆に低い時は放出する特性があり四季を通じて室内を快適な湿度に保ちます。この調湿効果により、結露を予防することが出来ます。また、生活空間の気になる臭いを取り込み、消臭するはたらきもあります。 

珪藻土の特徴

1.海や湖などで死滅したプランクトンなどの有機物が分解され最終的に残った殻の化石からなる岩石が珪藻土である。二酸化ケイ素(Sio2)を主成分とする。

2.人体に無害・優れた耐火性があることから日本では七輪の素材にも使われています。

3.カラーバリエーションが豊富でカントリー調や欧米モダンなどのインテリアに合わせたお好みの空間を演出できます。塗りのパターンの組み合わせにより雰囲気も自由自在に変化します。

4.しっくいよりもさらに多孔質なため、塗り壁の種類の中では調湿・結露予防効果がもっとも優れています。また、珪藻土は水分や油分を大量に保持する事ができるため、ペットと一緒の暮らしや焼肉・タバコの臭いが残る心配がありません。

5.優れた調湿性により花粉症を抑える働きや冬、朝起きた時にノドがガラガラしないといった効果も期待できます。

砂壁の特徴

1.砂壁とは塗り壁の一種で、川砂や珪藻土、聚楽土(じゅらくつち)を主材として作られた壁材であり、川砂を用いたものを砂壁といい、珪藻土や聚楽土を用いたものを聚楽壁といいます。聚楽は京土、京壁ともいわれます。

2.主に和風建築の内壁に使用します。

3.調湿性があることにより室内の湿度を一定に保ち、カビやダニを防ぐ働きをします。

4.土や砂など無機物の主成分からなるため、高い耐火性・防火性があります。

5.住宅に多くの化学物質が使用されており、また高気密・高断熱住宅によりシックハウス症候群が問題視されています。砂壁はこの病気の原因となるホルムアルデヒドやアンモニアなどの有害物質を吸収する性質を持っています。

いのうえ工業

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